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最高の技術を、
最高の品質へ

末永 正彦Masahiko SUENAGA

代表取締役社長

時代とともに、
私たちがいる

当社の前身は、旧日立電線株式会社です。1980年代初めころにネットワーク製品事業に参入し、以来、業界のパイオニアとして日本初の管理機能付きイーサネットハブ、ネットワーク認証対応スイッチなどを開発してきました。2003年には世界に先駆けて、通信キャリアイーサネットサービスにおける課題を解決するカプセル化テクノロジーの実装に成功しました。これまでを振り返ると、私たちの歴史はネットワークの進化とともにあったと言えます。現代では「ネットが安定して使える」のは当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、最先端のテクノロジーというものは不確実性を伴うことも多く、運用段階で「ネットワークが止まってしまった」「改修に莫大なコストがかかる」といった課題に直面することは珍しくありません。こうしたお客様の声を一つひとつ拾い上げ、時には特別仕様の製品開発に取り組みながら、私たちはその時点の最高の技術が“当たり前”のものとなるように励んできました。決して簡単な挑戦ではありませんでしたが、現在では当社の製品は様々なミッションクリティカルな用途で活用されており、通信キャリア向け市場では国内トップクラスのシェアを誇るまでに至っています。

変化に学び、
変化に挑む

現在は、あらゆる分野で激しい変化が起きています。しかし、それは今始まったことではありません。ネットワークの世界もそうした変化の中で進化しつづけています。例えば、私たちは今、これまで培ってきたネットワーク技術を基に「ローカル5G」の可能性に挑戦しています。この新たな技術の本領を発揮できるまで、まだまだ紆余曲折があると思います。実運用に向けては様々な課題も浮き彫りになってきています。ただ、こうした経験の積み重ねが、知見として私たちの大きな強みとなっていくと確信しています。常に変化に学び、常に変化に挑むこと。それこそが私たちの大切にしている姿勢です。だからこそ社員にも、「変化のない時代などない」という緊張感を持って業務に臨んでほしい。たとえ開発者であっても自身の領域を限定することなく、「この製品は市場のニーズに応えられるのか」「どのようにして競争優位性をつくるのか」「どのようにして仲間と一緒に実現していくのか」という広い視野を持って挑戦し続けてほしいと考えています。

人の夢こそが
企業の原動力

私がぜひお会いしたいと思う人材は、夢がある人です。「高齢者であっても気軽に最先端のテクノロジーを使えるようにしたい」「エンジニアとしてこんな技術に触れてみたい」。もちろん、どんな夢でも構いません。夢がある人には意志があり、意志がある人には個性が宿ります。ありたい姿が描けている人は、失敗しても「なぜできなかったのか」「どうすれば辿り着けるのか」と振り返ることができる。そしてその積み重ねが、やがては新しい製品、ソリューションを生み出す力になっていくのです。当社は現在300名ほどの会社です。大企業とは一味違う少数精鋭の体制で事業に取り組んでいる分、一人ひとりの裁量権も大きい。社員のやりたいことは全力でサポートします。その想いを実現できるならば私自身の足で人材獲得に奔走することもあります。「ローカル5G」のプロジェクトも社員の強い意志から生まれたものです。業界経験は問いません。もし少しでも「この会社なら自分の夢に近づけそうだ」「やりたいことにチャレンジできそうだ」と感じてくださるなら、ぜひ気軽に当社の扉を叩いてください。必ずしも全てが叶えられるとは限りませんが、あなたの個性を十分に発揮できる環境は用意できます。最高の技術を、最高の品質へ。私たちとともに、新しい時代の“当たり前”を築いていきませんか。