interview

品質という価値を、

すべての人へ

池田 和希Kazuki IKEDA

営業本部 第二部 第二グループ

2018年入社

※掲載内容は取材当時のものです。

My Job

私が担当する主な業務は、代理店を対象としたパートナーセールスです。営業活動や提案のサポートはもちろん、直接お客様のもとを訪れてソリューションを提案することもあります。私の場合はクラウドサービスの“A3Cloud”の立案や検討、製品のマーケティングにも参加しています。手をあげれば、新しいプロダクトの立ち上げに携わることもできます。

製品に惚れこんだ。
それが一番の理由

私は当社に入社する前は、とある工場のネットワークエンジニアとして勤務していました。その工場のネットワークには海外製品を利用していましたが、工場という過酷な状況下では週1回もの頻度で工場の稼働に影響するような障害が発生していました。その後ネットワークの見直しを図り、100台以上のAPRESIA製品を導入。以来、私が転職するまでの6年半の間で一度も壊れることなく工場の安定稼働を支え続けてくれました。既にAPRESIA製品のファンになっていたこともあり、その製品を供給している会社が人員募集していると聞いた時は、「この魅力的なプロダクトをもっと社会に広めたい」という想いに駆られたことを覚えています。募集職種はパートナーセールスでしたが、ネットワークの技術知識をそのまま活かせること、営業という新たなスキルが身につけられることを理由に転職を決意。新製品の企画段階からモノづくりに携われることも入社の大きな後押しになりました。

ソリューションに、
垣根はいらない

パートナーセールスになってからは業務のすべてにやりがいを感じています。その中でも、自分の技術知識を活かした提案ができた時は特に嬉しい。当社の製品のみで解決できるのは、インフラ課題全体の3割ほどですが、ネットワーク以外のセキュリティやサーバなどのIT全体の構成が見えていれば、APRESIAをただ販売するだけでなく、「製品をこう配備すると、残りの7割のITインフラの利便性も向上します」といったソリューションを提案することができます。こうした姿勢が評価されたのか、代理店の方に同行をお願いされることも多いですし、直接お客様にヒアリングすることもあります。当社の最大の魅力は、業務の自由度が高いこと。代理店やお客様への対応に専念したいという方はもちろんですが、私のようにパートナーセールスの立場であっても新製品の企画に携わることもできます。大切なのは価値を示せるかどうか、だと思います。お客様のためであれば、自身の領域を限定する必要はありません。

社会的責任も
背負っている

当社の製品は、街のいたるところで利用されています。電気、ガス、水道、鉄道、オフィス、店舗、そして病院。これらのインフラが停止すれば人命にも関わりますし、ネットワークが担う社会的責任は決して小さくはない。このような人命に関わる重要社会インフラシステムで予期せぬ障害が発生したことがありますが、私は営業担当としてすぐに会社に報告し、つくばネットワーク技術センターから大量の予備機を取り寄せました。本来であれば「保守契約を締結しているのか」「販売価格はどうするのか」などの議論や手続きがありますが、こういった時は組織全体が「課題解決が最優先だ」と総力をあげて迅速に動きます。当社のお客様第一の姿勢、そしてその先に背負うものの重さを実感した、今でも忘れられない私にとって重要な経験です。

今後の目標

入社当時から変わらず、「より多くの人に当社の魅力を伝えたい」という想いを持っています。そのためには日々お客様一人ひとりの課題を丁寧に解決し、新たなプロダクトの開発にもチャレンジしていく必要があります。当社の“A3Cloud”も、以前の上司との何気ない会話から生まれたものでした。「こうした製品があればさらに喜んでもらえるはず」と語り合ったことを、先輩たちが新たなソリューションとして形にしてくれました。現在では技術的に実現が難しいですが、モバイル技術を用いたAPRESIA製品の“故障自動検知”などの機能を追加してもお客様にとって有益だと思いますし、これからも自分の可能性を制限することなく広い視野で仕事をしていきたいと考えています。そしていつの日か、「製品に関しては池田に聞けばいい」「市場動向について池田に聞いてみよう」と社内外から頼られるプロフェッショナルになりたいと思っています。